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シンガポールの食事情(デザート編)

多民族国家シンガポールには、たくさんの種類のおやつがあります。
私はこれまであまり甘いものは食べない、間食もしない方でしたが、
最近は食後のデザートとか、昼食を程々にして、
15:00頃にちょこっとおやつ、なんて事が好きになってしまいました。

シンガポーリアンの好きなおやつと言うと、インド系だとカリーパフとかプラタ、
マレー系はボボチャチャとかアイスカチャン、バームクーヘンのような
ラピスとかバナナフリッター、お馴染みのカヤトースト、
ポルトガルのエッグ・タルト、プラナカン系ではクエと呼ばれる
原色のういろうの様な食感のおかしもあります。
日本の「大判焼き」もシンガポーリアンは大好き。
甘味所もたくさんあります。「麻布茶房」まであるよ(*_*)

中国系のおやつは日本の皆さんもよくご存知と思いますが、山程あります。
私はチャイニーズ系では、"Ah Balling"と呼ばれる「湯団子」が好きです。
砂糖湯の中に浮いている白玉団子のようなデザートです。
白玉団子の中には、胡麻、アーモンド、小豆等の餡が入ってます。
砂糖湯もしょうが風味や、バラ風味のものもあります。
食べれる所はあちらこちらにありますが、繊細で優しい味が出せる所は少ない。
今回は、チャイナ・タウン近くの"Outram Park"という地下鉄の駅の近くの
ホーカーセンターに、「湯団子作って40年」というおじさんがいる所に
食べに行きました。
▼「海星」のAh Balling。5つで$2(¥160位)。超シンプル。
Ah_Balling.JPG
お湯の甘さも、白玉の食感も、中の5種類の餡のなめらかさも丁度よい。
一つ「ドリアンペースト」の物が入っているので、
苦手な人は入れない様にお願いした方がよいと思います。
うっかりかじったら、お湯までドリアン味になっちゃいます。

チャイナタウンに行ったので、エッグ・タルトの美味しいお店にも寄りました。
Sago Street沿いにある「良辰美点」のエッグ・タルトは美味しい。
卵の味が強過ぎず、プリンに寄り過ぎず。
お昼になると売り切れちゃうらしいのですが、
夕方頃の2度目の出来立てに当たって、嬉しかった。
欲を言えば、少しだけ焼き色が付いてたら私はもっと好きだったなあ。
▼エッグ・タルト。1個¢90(¥70位)
egg_tart.JPG
エッグ・タルトは、ポルトガルの影響を受けているプラナカン文化の町、
Katong地区にも、美味しいお店が点在してます。

西洋系のデザートの中では、シンガポールはチーズケーキ系が秀逸ですが、
はっきり言って、ケーキ類は日本の方がレベルが高いです。
ハイティーも西洋系のケーキよりは、何百種類ものお茶やローカルのおやつ、
雰囲気を楽しむという目的で行った方が良いと思います。
生クリーム系のケーキは少なくて、バタークリームがほとんど、
繊細なケーキはあまりありません...とこれまではそうでした。
しかし様子が変わってきたらしいのです。
世界中から優秀なパティシェが来て競争が激化、外国に修行に行く、
シンガポーリアン・パティシェも年々増えて来たそうで。

そんな事を聞きつけて、昨年のワールドグルメサミットで、最優秀賞を受賞した
パティシェがいる「CANALE」のケーキを買って食べてみました。
日本で言うと、鎧塚さんみたいな存在らしい(笑)。
▼左は"Macha Individual"、右は"Creme Caramel"
canale.JPG
これはかなり美味しい!! 素材のバランスがお見事!!
Machaは「抹茶」ね。右はいわゆるプリンです。
シンガポールのケーキもここまで来たかと唸りました。
前言撤回です。すみません。
お値段は、$4(¥300位)〜$8(¥600位)位かな。

また最近は、ボタニク・ガーデン(国立植物園)近くにある、
"Tanglin Village"がおしゃれスポットのようで、
元々骨董品や家具を売っていた所に、自然に囲まれたカフェやレストランが
増えて、食事やお茶を楽しむ人が多いようです。
ちょっと不便な場所にあるので、車を持っている人達の方が便利ですが...。

▼"Tanglin Village"の中にある"PS Cafe"
PSCafe_1.JPG PSCafe_2.JPG
環境は良いけれど、値段は高め。う〜む。
朝食も食べれるので、気持ちいいかもしれないけどね。

自然に付加価値を付けて、あえて人工的に環境を作らなくてはならない程、
シンガポールの近代化は進んでいるのかな?
うちの周りには緑も多いので、そんな事もないと思うのだけど、
シンガポーリアンの美意識が変化して来たという事か。

カフェと言えば、これまた各民族系なんでもあります。
欧米系のカフェは、スタバはもちろん、ローカルのカフェも
何店舗もありますが、私は"tcc"という所に良く行きます。
今回はtccの新製品、"Lychee Jazz"がお気に入り。
ソーダにライチとシロップが少々、ミントも入っていて、爽やか。
▼Lychee Jazz。ライチがswingします。$5.80(¥450位)なり。
 lychee_jazz.JPG
デザートを新旧取り混ぜて色々食べてみましたが、
結局はその人の好みや状況によって選ぶものも変わってくると思うので、
これが一番とは言えませんね。
旅行者の方には、断然、現地でしか食べれないローカルデザートを
おすすめします。チャイナタウンやリトル・インディアに行って、
色々試してみて下さい。
カラフルな色の物も多いですが、中身は割と淡白なので、食べやすいですよ。