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アヌーシュカ・シャンカール・ライブ!!

シタール奏者の、アヌーシュカ・シャンカールのライブに行って来ました。
言わずと知れたインドの宝、ラヴィ・シャンカールの娘であり、後継者である彼女。
一般の人には、ノラ・ジョーンズの妹さんと言った方がわかりやすいかもしれません。

シタールは、ここ数年、私が最も共演したいと思っている楽器で、
その特性を理解したくて、家でもラヴィ・ジーや、アヌーシュカのCDはよく聴いています。
去年は自分のラジオ番組でも、何度かインド音楽を特集しました。
インド文化は、シンガポールのバックボーンの一つでもあるせいか、
あの独特な金属音を聴くと、私は非常に郷愁を覚えるのです。

友人から、彼女の招待券があるのだけど、一緒に行かないか?と言われ、
私は二つ返事で飛びつきました。
アヌーシュカの演奏が、目の前で聴ける!!

会場は紀尾井ホール。
ニューオータニの真ん前。インド大使館も近くにあります。
客席には、文化人、俳優さんも多くいらしていました。
シャルワール・カミーズ(インドの民族衣装)を着た方も目立つ。
私もインド製のチュニックに、金のアクセをじゃらじゃらと。
ステージ上は、ペルシアン・カーペットが何種も敷かれ、
この上で、アヌーシュカが裸足で演奏すると思うと、ワクワクです。

赤いシルクのシャルワール・カミーズで現れたアヌーシュカは、
とってもチャーミング。
高貴で気品溢れるインド人女性の顔は、私は本当に大好きです。
ピアノ、タンプーラ、インディアン・フルート、チェロ、タブラ、
そして彼女のシタールと、民族楽器と西洋楽器が織り交ぜられた編成。
曲目は決まっていますが、譜面は置かず、即興で演奏が繰り広げられていきます。

ラヴィ・ジーと本人の曲がほとんどでしたが、
ドビュッシーの「月の光」などもあったりして。
古典音楽と現代音楽をミックスさせる表現方法は、もう珍しくはありませんが、
そのバランスが見事で、浮つかない、奥行きの深さが感じられます。
情熱的で品のある音。
時にさざ波のように繊細で、大河がうねるような衝撃的な音もあり、
体がゾクゾクしました。

ちょっと残念だったのは、音の立て方。
カーペットを敷いて、その上に直に楽器を置いているせいか、
どうもこもった音がして、クリアではないのです。
人によって、好き嫌いはあると思いますが、私は民族楽器は、
乾いた音の方が好きなので、残念だったかな。
何だかおこがましい事を言っていますが、
ミュージシャンのテクニックと表現力はケタ違い。
体の奥底から、カーッと熱いものが湧き上がって来ます。
特に、レオ・ドンベッキのピアノと、タンモイ・ボーズのタブラは、神懸り的でした。

もう一つ残念だったのは、元々曲目にあった"Sea Dreamer"を演奏しなかった事。
あの曲、大好きなのに...。
アルバムではStingが参加して歌っています。

でもでも。
来週からシンガポールに帰る予定をしています。
休暇も楽しむし、仕事の目的もあります。
合間合間に、リトル・インディアに通っちゃいそうだなあ。
今回は、サリー生地で洋服作ろうかな〜?
鼻ピアス...開けちゃおかしらと思う位、インド熱上がっちゃいました。

明後日、12日は私もライブです。
どうしても決まらなかったあと1曲が、容易に決まってしまいました。
アヌーシュカ、ありがとう。
私もがんばります!!
Anoushka.JPG