新年快楽!!
今日は春節。中国のお正月ですね。
新年好でございます。
東京は日差しは強いのに気温は低くて、冬らしいお天気が続いてますね。
今日は、シンガポールの滞在で、書き残した出来事をお話したいと思います。
シンガポールのミックス・カルチャーの一つにプラナカン文化があります。
この文化の正装である「サロンケバヤ」が大好きです。
(ケバヤか、カバヤか、クバヤかいつも書き方を悩むのですが、
スペルは"Sarong Kebaya"と書きます。ケとカの間の微妙な発音。
別名、ニョニャ・ケバヤとも言います。)
サロンはバティックの筒状の腰衣、ケバヤは半透明の上衣で、
上下組み合わせて"Sarong Kebaya"になります。
20代後半位から、ケバヤをジーンズに合わせて、自分なりに着たりしていましたが、
2007年にプラナカンをフィーチャーしたフェスティバルを行った時に、
正式な着方や歴史を勉強して、公式行事などにも着るようになりました。
女性の体のラインを強調するように、立体的に作られたケバヤは、
スタイルを良く見せてくれます。
年始に、CH8(中国語放送局)の女優さんとお話する機会があって、
何でも年末にプラナカン文化を背景にした地元のTVドラマ
"The Little Nyona "が大ヒットして、安いケバヤが飛ぶ様に売れたとのこと。
流行に乗っていると思われたら、嫌だなあ...なんて思ったりして。
ちなみにシンガポール航空のCAさんのユニフォームも「サロンケバヤ」と呼びます。
これは、この衣装をモチーフに、バティック生地を使って、
ピエール・バルマン氏がデザインしたもの。
SQのサロンケバヤは世界的にも有名で、見た目も美しく私も大好きですが、
冬の国に到着した時は、あの上にコート1枚のみで本当に寒そうで、
動きが取りにくいので、緊急時には大変だろうなあといつも思います。
あのユニフォームを着る為に、SQのCAさんのスタイル保持の努力は
大変なものだそうです。がんばって下さいませ。
話が横道にそれましたが、そんな私のサロンケバヤ好きを聞いて、
母のシンガポーリアンのお友達がコレクションがあるので見に来ないかと、
ご自宅に招待して下さいました。
▼美しいケバヤの数々。これでほんの一部です。
▼刺繍が「金魚」の珍しいモチーフ。
全てヴィンテージの品の良い物でした。
母のお友達のお母様が、プラナカンの方ではないのですが、
お好きで集められたのだとか。
生粋のプラナカンの方達から、羨ましがられたそうです。
ご家族は皆さん興味が無くて、でもお母様の形見だから捨てられない...とのこと。
「そんな!! もったいない...」と言いながら、私がずっと眺めていたら、
上の写真にある、赤い刺繍の入った、白いケバヤをプレゼントして下さいました。
「お母様の大事な形見なのに...」と初めお断りしたら、
「好きな人が貰ってくれたら、母も喜ぶから」と。
とても嬉しかったけれど、まさか日本人が着るとは、
お母様も思われなかったでしょうに...(笑)
手持ちの赤いSarongに合わせようかな、中に赤いキャミソールを着て、
下はジーンズでもいいなあ...と、帰り道はウキウキして帰りました。
シンガポールに居る中学生の時に、
日本の文化を忘れないように、お茶とお花を習いました。
帰国してから今度はシンガポールを忘れないように、
各民族の文化の歴史や習慣を勉強し直しました。
4月からのシンガポール生活では、着物を少し日常的に
着れるようになりたいなあと思っています。