Chiken Rice at Chatterbox
シンガポールに長年居ると、日本の知人から知り合いがそちらに行くので、
面倒を見て欲しい...といった事を依頼される事がよくあります。
知人に頼まれても、会う人は全く知らない人なので、考えてみたら面白い話です。
お陰で我が家は、旅行代理店さながら、日本からのゲストを、
色々な所にご案内する事が得意になってしまいました。
私は歌手業だけではなく、シンガポールの案内やコーディネーターのような事も
仕事で依頼される事が多いのですが、こういう経験も生きているのだと思います。
今回も日本で大変お世話になった方からの依頼で、
お食事を一緒にして欲しい人がいるとの事。
ゲストは早稲田大学を卒業したばかりで、中国銀行日本支社に入社。
日本人と中国人のダブルで、英語、日本語、中国語が堪能という22才の男の子。
経歴がユニークなので、話が面白そうだと思いました。
さて、どこにご案内しよう?
言葉の問題は無さそうだし、$2〜3で食べれるホーカーセンターは、
恐らく自分で行けるだろう。
まだ学生上がりで、どんな格好で来るかわからないから、
高級なレストランは難しいかもしれないし、気後れしてしまうかも。
やっぱり、シンガポールの代表料理がいいんだろうなあ。
頭に浮かんだのは、海南チキンライスか、フィッシュヘッドカリーか、
チリクラブ等のシーフードかプラナカンのニョニャ料理か...。
しかし辛いもの、個性が強いものは、好き嫌いが別れるし。
あんまり安上がりな所にご案内するのはお世話になった方に悪いし。
などなど色々考え、美味しいローカル料理が食べれると定評のある、
ホテルのレストランに案内する事にしました。
待ち合わせも分かり易いだろうし。
候補は、スイスホテルの「コピ・ティアム」か、
グッドウッドパークの「コーヒーラウンジ」か、
トレイダースの「ア・ホイズ・キッチン」か、
マンダリンホテルの「チャターボックス」か。
更に考えて、"Best Chiken Rice in Singapore"賞を過去に3度受賞している
チキンライスがある、チャターボックスに行く事にしました。
1971年オープンの老舗。受賞歴があるというだけではなく、
シンガポールで最も高いチキンライスを出すこの場所。
最後に行ったのは10年近く前なので、どういう味になっているか私も確かめたいし。
待ち合わせたゲスト君は、22才と言えど少年のような印象で、
私はすっかり保護者みたいな気持ちになってしまいました(笑)
しかし話せば、なんと言うか、物事の見方が実に客観性のある子で、
二つの文化の狭間で生きて来て、比較対象する事が多かったからだろうなあと
感心しました。
そして問題のチキンライス。
私の印象は「優等生」という感じ。
チキンライスはお店によって、チリソースはここ、チキンはここ等、
全てがパーフェクトという所はなかなか無いのですが、
チャターボックスのチキンライスは全て標準的、普通に美味しかったです。
悪く言えば「もの凄く」美味しいとまでは言えず「無難」。
あくまでも私の個人的な感想ですが...。
しかも、しょっちゅうお金の話ばかりで何ですが、値段は何と$24++です!!
私はここのチキンライス、$12の頃から知っているので、
つまり倍になってしまった事になります。
ただ衛生的で環境も良いし、全て基準値に達しているチキンライスなので、
観光で初めて食べる方にはよいと思います。
今回のゲスト君には、「ホーカーセンターのチキンライスも食べて比べてごらん。
物事何でも上と下を知った方がいい。」と、偉そ〜うな事を言って別れました(笑)
あの後、彼はどこに行ったんだろうか...?
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