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Singapore Idol 3

こんにちは。
私はここの所、英語での長時間のミーティングが連日続いていて、
日本語にスイッチするのに時間がかかるようになって来ましたラー。
しかし、シンガポーリアンはなんでみんなあんなに「lah」つけて話すのだろう。
でも「lah」を付けて喋られると、途端に親近感沸きますけどね。

さて。
「今シンガポールは何が旬?」と聞かれたら、
中秋節の月餅か、明日から開催されるF1か、Singapore Idol 3だと思います。
"Singapore Idol"は、ご存知の通り、"American Idol"のシンガポール版で、
スターを発掘するオーディション番組。
過去に2人のチャンピオンを輩出しており、3年のブランクを経て、
今回が3度目の開催になります。

初代チャンピオンのTaufikは今やアジアのスター、
二代目チャンピオンのHady Mirzaはシンガポールを中心に活躍していて、
今回のシーズン3のゲストとして司会のGurmit Singhと共にホストを務めています。
過去2人ともマレー系男子だったので、今回は初の女子チャンピオン誕生なるかと
注目を集めています。実際、今の所、女の子の方が優勢です。

視聴者参加型のオーディション番組で、
自分がよいと思う出場者に、電話やSMSで番組に直接投票します。
毎週水曜の20:00からオンエア。
すぐに投票を受け付け、22:00には結果発表。
何千人という応募者の中から、昨日の放送で12人にまでしぼられました。

審査員は、日本でもお馴染みのDick Lee氏、
アジアで多岐に渡って活躍しているマルチプロデューサーKen Lim氏、
そしてシンガポールのラジオ局の敏腕プロデューサーFlorence Lian女史の3人。
彼らの批評は投票に反映されるし、国民の投票以外に、
彼ら自身の審査員の決定枠もあるので、非常に重要な立場です。

Dickはミュージシャン的発想から物を言い、
Kenは審査員陣の中で一番辛口なコメントの持ち主、
その間をストレートだけど愛情溢れるコメントで和らげているのがFlorenceで、
バランスの取れている審査員だなあと、毎回楽しく見ています。

中でもKenの痛烈なコメントは見所で、

「今、あなたがここに立っているという事は、今まであなたの周囲には、
 あなたの音痴さ加減を教えてくれる人が誰も居なかったんだね。」とか、

「前回、スターらしい服装を選んで来いとは言ったけれど、
 テーブルクロスを着て来いとは言っていない。」とか、

「コンビニの従業員が、やっとお客さん側になったというレベル。
 スターにはまだほど遠い。」とか、

自分が言われたら泣いちゃうかもしれないけど、しかし非常に的確です。
昨日のオンエアで感心したKenのコメントは、

「あなたは美人だけれど、あなたが一番売りにすべきなのは、容姿ではなく歌唱力。
 可愛い女の子がたまたま歌が上手いというのではなく、
 歌唱力のある女の子がたまたま美人だったという印象に持って行かなくてはならない。
 今日のあなたのステージは、容姿をアピールしたパフォーマンスに過ぎない。」

というもの。「う〜ん。やるなあ。」と、思わず、唸りました。

出場者も、審査員のアドバイスに、TV局側の演出家やヴォイストレーナーの
手ほどきを受け、プロのヘアメイクやスタイリストも付いて、
回を重ねる毎にみんなびっくりする位、キレイに、カッコ良くなっていきます。
昔は、シンガポーリアンはあまり歌唱力のある人は少なかったのですが、
残った12人は粒ぞろいです。

時々、出場者の音程が安定しない時にDickがよく使う単語が"pitchy"。
「ピッチ、音程感が悪い。」という意味ですが、昔は無かった言葉で、
本家の"American Idol"で使われる様になった、最近出来た言葉です。
Dickのコメントを聞いていると、最近の音楽用語やクリエイティブ用語を
英語でどう言うのかがよくわかるので、非常に勉強になります。

8月にスタートしたばかりで、熾烈な争いはまだ始まったばかり。
12月27日のグランドファイナルまで残るのは誰か...楽しみです!!
▼こちらのTV情報誌の"8 days"。番組の出場者が表紙を飾っています。
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