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Strings rec.終了

昨日、無事にストリングスの録音終了しました。

当初、大編成になった場合は、北京での録音も候補に上がっていましたが、
アレンジと私の音楽のテイストを考えて、当初より少し編成を小さくし、
シンガポールでの録音となりました。
それでもカルテット以上の編成の録音は初めてなので、エキサイティング!
共演はSSO(シンガポール・シンフォニー・オーケストラ)の皆さん。
いやいや、皆さんプロです。
あっと言う間に終了。
しかも、素晴らしい音。文句なし!

ディレクションはアレンジャーさんにお任せしていればいい訳ですが、
生意気にもストリングスのメロディー、かなりの箇所を変更させて頂いたので、
相変わらず、横にびっちりくっついて、目を光らせている私です。

譜面と皆さんの演奏に、眉間にシワを寄せてチェックを入れている私を見て、
アレンジャーさんに「sachiyo、そんなに神経質にならないの。Just feel it!」と言われ、
「そうだ。これじゃー、あら探しだわ。」と反省。

前回の曲のアレンジャーさんとはまた違う人なのですが、
この方もシンガポールを代表するアレンジャーです。
手掛けた曲名を上げれば、アジア好きの方には、知っている曲ばかりだと思います。

「うちの自宅スタジオに3回も押し掛けてきて、ギャーギャー言う
 クライアントは初めてだ。」と言われ、私はとても迷惑がられました。
だって、電話やメールで「音の表現」って、難しいじゃん。

「音楽」を交流する時は、相手の意見や立場を尊重しつつも、
お互いの懐に踏み込み、踏み込まれが大切なわけで、
私も当初は遠慮していたのですが、段々、遠慮がなくなって来て...。

でも、英語、というかシンガポールって、仕事しやすいなあと思いました。
「遠慮しないで、言いたい事言ってごらん。I don't like it!って言えばいいんだよ。」
と言われ、いや、さすがに"I don't like it"は最終手段でしょ...とは思いましたが、
でも、言っていいって。
理にかなった事を言うのが、鉄則ですけどね。
妥当な理由だと、また"You are right!"とはっきり言ってくれるし...。

このストリングスアレンジをして下さったアレンジャーさんとも、
何かとてもいい関係を築けた気がするなあ。
彼は子供の頃に、シンガポール代表で、日本のピアノのコンテストにも出場していて、
日本びいき。特に京都が大好きだそうです。

しかしこの楽曲、壮大なバラードで、プロデューサーは私です。
大丈夫か?アタシ。
がんばらないと。

本格的なヴォーカル録りを月曜に終了して3日経ち、ふと思った事がありました。
そして、1stアルバムをもう1回自分で聴き直し、大事な事に気がつきました。

今回、エグゼクティブ・プロデューサー、楽曲のプロデューサー、
アレンジャー、ヴォーカル・プロデューサー、スピーチ・セラピスト等、
「私の歌」に対して、色々な事を言う人達がたくさん居てくれています。

全て自分一人で決めて来た私に、それはありがたかったり、おもしろかったり、
戸惑ったり、と色々な感情が、沸き上がって来ます。
ターゲットがアジアの人々なのですから、アジアの音楽のプロである彼らの
言う言葉に耳を傾けるのは大切なことです。
しかし彼らは、真っ先に「私の想い」を優先してくれているのも事実。
それならば。

This is my music.
Music is highly personal.
sachiyo, what do you want to achieve?
Let's listen to the voice of my heart and think what I have to do now.

日本は今日からゴールデン・ウィークですね...。