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George Benson live @ Esplanade Concert Hall

先週、George Bensonのコンサートに行きました。
会場はEsplanade Concert Hall。
今年で4回目を迎える"Singapore Sun Festival"の一環のイベント。
この"Sun Festival"、内容が年々グレードアップして、人気も急上昇。
今年もDavid Foster、Natalie Cole、Jose Carreras等、大御所揃い。
チケット発売当日に売り切れるイベントもあります。

シンガポールの熱帯の夜に、Bensonのギターは合いそう、back to 80sだわ、
と出掛けて参りました。
欧米人多し。大人のパーティーといった感じ。
皆さんドレスアップして素敵です。
私も黒のミニドレスを。

George Benson。
彼のギター、歌はなんと言ってもその"Groove"につきるでしょう。
私は基本アコースティックな人間ですが、
Bensonのエレクトリック・ギターは大好きです。
今年67才、グラミー受賞歴10回の大御所。
流れるような早弾きも、ギターのアドリブとのユニゾンのスキャットも大健在、
音程、リズム、声量、全く衰えず。お見事でした。
ソウルジャズ系、フュージョン、ブラコン、時代と共にスタイルを広げた、
彼の代表曲を次から次に演奏していきます。
"Breezin'"、"Give me the night"、"Turn your love around"、
"On Broadway"や"Beyond the Sea"、
そして"In your eyes"、"The greatest love of all"、"This Masquerade"、
"Never give up on a good thing"、"Nothing gonna change my love for you"、
もうどれも超スタンダード化されてます。

ブラコンの一種独特な、こういっては何ですが、ちょっといやらしい感じが、
彼の場合は全くない。
おしゃべりも可愛くて、底抜けに明るい、おちゃめなおじさまです。
最後に着た白いジャケットも最高にダンディー。

アイリッシュ系の音楽が好きとか言ってたのは意外だったなあ。
"Danny Boy"を、バグパイプ風の音色で演奏してみたり、自由自在。

2006年以来、4年ぶりの来星。
シンガポールは大好きみたい。
だってお客さん、本当にノリがいい。
客席から「あれ弾いてー」「これ歌ってー」と、頻繁に話しかけ、
拍手、手拍子、タイミングが実にいい。

今回は2階席の一番いい所に座ったのですが、バラードになると、
高齢のヨーロピアンのご夫婦が角の方で抱き合って踊ってたりするの。
知らない者同士が、笑顔で「最高よねー」とか、「あなたのGrooveいいわねー」とか、
同士みたいになって、プレイヤーと一緒に楽しんでいきます。

Concert Hall、2階席って結構自由でいいです。PAの操作もよく見えるし。勉強になりました。
ただ、元々が生楽器の反響主体で造られている箱のせいか、
今回のようなエレクトリックものの演奏は響きが上に向かってちょっと膨張気味。
それをカバーするに余りあるパフォーマンスでしたが。

帰りはギター弾けないくせに、タクシーを待つ間、
どうしてもエアギターで"Breezin'"をやってしまう...。
素振りの練習してるおじさん状態(笑)

しかし、久しぶりに聴いたなあ。
南国の夜に本当に合う。

こちらでのコンサートの楽しみ方は、気の合う仲間で少しお酒を入れてから会場に移動。
狭いシンガポール、移動はせいぜい15分前後。
ライブが始まれば、その場に流れるグルーヴに、リズムに、自然に溶け込んでいきます。
ライブが終わったら、またバーに移動して一杯。
そして音楽談義に夜を明かす。
ああ、大人になって本当に良かった!