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Sachiyo debut concert in Singapore part 1

I'm so so so so so sorry for my late update...
I should thank all the people who came to my concert last Thursday sooner.
But I was almost dying for these 4 days and just recovered.

Thanks so much for coming to my debut concert in Singapore.
I really enjoyed singing and performing with my precious Singapore
& Japanese musicians at Esplanade,the excellent acoustics venue in Singapore.
I was so happy to see many people gathered and filled the seats on that night.

Hope all of you guys enjoyed my songs as much as I enjoyed singing them to you...
Appreciated.

...という訳で。
先週の木曜日に行われた私のシンガポールデビューコンサートにお越し頂いたお客様、
本当に、本当にありがとうございました。
たくさんの方にお越し頂き、本当に嬉しかったです。心よりお礼申し上げます。

もっと早くここでお礼を言うべきでしたが、すみません...死んでました。
この一ヶ月間、平均睡眠2、3時間というハードスケジュールの毎日を送っており、
これだけの規模のコンサートの統括を全て自分で行っていたので、
精魂果てて、使いものにならなくなってました...。

本当はリハーサルの様子や、ヴァイオリンの玲子をエアポートに迎えに行った所位から、
写真をがんがんアップして盛り上げて行こうと思っていたのですが、
もう全く余裕なし。
本番の様子や舞台裏等、徐々にアップして行きますので、気長に待ってて下さい。

しかし、凄いイベントでした。
天下のEsplanade。
もう規定や条件もろもろ厳しい厳しい、細かい細かい。
やること全て、隅から隅までチェックされます。
出演は大審査会議にかけられる所から始まって、
何枚の契約書にサインしたかもうわからないくらい。
ピアノもこちらが演奏するピッチに合わせ、
Esplanade所有の8台のピアノの中から選び、
向こうのプロダクション・チーム(なぜか全員マレー人)と
何度かミーティングを重ね、共演者は全てトップミュージシャン。
モニター一つ、マイク一つ、楽器も機材も全て最高レベルのモデルを揃えました。

今回の事で、私は日本ではいかにミュージシャンに任せっきりだったか判明。
でも心強かったのは、と言うか、絶対居て欲しいと懇願して、
アルバムのレコーディング&ミキシング・エンジニアであるGeoffに
コンサートのエンジニアリングもお願いし、彼が付きっきりになって、
私を助けてくれました。

何を揃えるか、必要かは、全て私の「音楽」に掛かっている訳で。
生ピアノのみにするのか、シンセやローズも入れるのか、
曲調やアレンジ次第で、変わって来ます。
だから他の誰かに任せる事は出来ない。これは私しか出来ないのです。

Esplanadeは土台のサウンドシステム、モニター、マイク、譜面台がある以外は、
ほとんど単なる箱と言っていい位、必要なものは全て外部から調達します。
しかし既にあるものが、シンガポール、いやアジア最高峰の音響施設ですから、
もうそれだけでも9割方OKなのですが。

でも、ドラムセットだの、ベースアンプだの、品質の高いものを調達出来る
機材スタジオ探しから始まって、リハーサルも同じスタジオでやった方がいいだろうと、
無駄のないように色々な計算をした上で動こうとしてかえって疲れたりして(笑)
私の性格を熟知している人は、もうみんなお見通しだと思います。
今回はいつものSachiyoの動き方のマックス状態 x 3倍位の仕事量でした。

コンサートはインターミッションなし。1時間半。15曲+アンコール。
さあ、どんな試合運びにするか。
まず、ミュージシャンの選定から始まりました。
シンガポール中のミュージシャンのMy SpaceとYoutubeとfacebookを見たと
言っても過言ではありません。
ある程度、私の中で絞り込んだ後に、アルバムのプロデューサーでもあり、
今回のコンサートのCo-Music Directorをお願いしたAdam Leeに相談。
二人の選定は、恐ろしいほどぴたりと一致しました。

そして日本から絶対に呼びたかったのが、私の心友、土屋玲子。
GANGA ZUMBAなどで、ワールドミックスな音に慣れ、
海外での演奏経験も多く持つ彼女は、相手が誰でもどんな演奏でも
対応してくれるだろうと。
「Esplanadeでレコ発なんだけど。」「飛んで行くよ。」
電話で即決です。

そして選曲。アルバム収録曲11曲に加え、
シンガポールでの初のオリジナルコンサートに相応しい曲を。
土台のアレンジを全て私の方で作り終えた後、まずAdamと1曲1曲、
全てすり合わせを行いました。
アルバム制作で、とことん私の音楽を理解して貰う作業を行ったので、
もう彼は超能力者並に、私の意向を理解しています。
ミュージシャンの演奏方法、性格を熟知していて、全ての楽器を使いこなす彼に、
土台のアレンジを全て共有して貰ったのは、本当に正解でした。

音楽制作と同時進行で、スポンサー・プレゼンテーション。
事務所と、宣伝、コンサートマネージメントの段取りを行っていきます。
ご協力して頂いたスポンサーさんとも、本当に数え切れない程の
色々なドラマがあって...。
スポンサーさんに支えられてこそ、開催出来たコンサートです。
本当に心からお礼を言いたいです。

まず6日に、玲子抜きの4リズムだけで1度目のリハーサル。
ミュージシャン全員完璧な予習状態、予め送った譜面は
みんなそれぞれ書き込みで一杯で感激しました。
そしてみんなの「この日を待ちわびていた」との言葉に涙が出ました。
数曲さらって、もう全く問題がない、と言うか、
凄いんじゃないの、このサウンド?と身震いしました。

全編、英語でリハを進めるのは初めてだったけど、
いや音楽に、言葉はいらないなと痛感しました。
でも、凄く勉強になった。
日本語だと「リハーサル記号のAから」、英語だと"Let's play again from letter A"
ふむふむ、そう言うのか、覚えた所から率先して使って。
指示に悩むと、Adamがすぐに補佐してくれて、彼には今回も本当に助けられた。

そして10日、玲子到着。
Arrivalホールで「いらっしゃい」と両手を広げて待ち受けたかったのですが、
あまりのハードスケジュールに私が空港に着くのが遅れ、
彼女が先に着いて、私を待っているという事態(笑)

そして11日、全体で2度目のリハーサル。
案の定、玲子が混じっても全くの違和感なし。
お互いの出る所、引く所、ハーモニー、全員恐ろしく耳がいい。
相手があってこその演奏、音を重ねる醍醐味、
みんな心の底から、私の音楽を楽しんでくれています。
シンガポーリアンは感情表現も豊かなので、
相手を褒める時はとことん褒める。

ランチはそれぞれの宗教上の理由から、一旦解散って言うのも、
シンガポールっぽくて面白い。
そう言えば、レコーディングの時もそうだった。
しかし不思議なのは、音楽の場においては、
人種というものを全く意識しないこと。
ご飯食べる段階になって、ああそうだったと思う程です。

リハーサルはGeoffも来てくれて、使用する楽器、機材を入念にチェック。
今回、ドラムとパーカッションだけでも、マイク本数17本です。
日本で共演していた岡部さんの倍の数。
ドラムス&パーカッションのNoorは、私のアルバムの音を見事に再現。
岡部さんが設定するパーカスを心から楽しんでくれ、
「タブラでスウィングとは、滅茶苦茶クールだ。イエーイ。」
私は、テクニックを誇示したがるうるさいだけのドラマーが嫌いなのですが、
天才的なグルーブ感、演奏のメリハリ、ダイナミクス、極小の音まで、
パーフェクトなコントロール力です。

ベースのCaseyはムードメーカー。終始ニコニコ。
彼は私が言うのも何ですが、私の音楽大好きなの(笑)
目が合う度に「Sachiyoは天才」を連発してくれる、ありがたい人。
嘘でも何でも言い、あなたが居てくれて私は救われたという場面は多かった。
本番ではやっちゃった、という瞬間もありましたが。皆さん、すみません。

ピアノのMeiは、私のアルバムのレコーディング・ミュージシャンでもあって、
彼女の家でリハーサルし、スタジオで一度共演してるので、挨拶はもういらない。
中性的な魅力で...でも、音はなんて言うか、かゆい所に手が届くというか、
歌をよく聴いている。「かー。そうくるか。じゃあ、私はこう行ってみよう」と
もう何とも言えないやり取りを何度繰り広げたか。超一流奏者とは彼女のこと。

ギターのAdamに関しては、もう何も言う事はありません。
あの人、絶対に耳が10個ついているに違いない。
音楽の理解力のスピードが私の十倍くらい早い。
天才とは、こういう人の事を言うのだろう。
とにかく堂々と落ち着いていて、信じられないくらい大人だ。

そして玲子は、しばらく会わない間に、技術も表現力も美貌も更に磨きが
かかっていて、コーラスも出来、シェイカーも振れるようになっていた。
と言うよりも、彼女がずっと共演して来た絢香ちゃんのライブDVDを、
私は結構チェックしていたので、その事も承知の上で、彼女に依頼した。
二胡とヴァイオリンの両方を演奏出来るだけでも凄いのに、進化が止まらない。
私は、彼女と日本で演奏して来た事を誇りに思っているし、
シンガポールのミュージシャンも彼女の音を聴いて、瞬時で一目おいた。

リハーサルを終えると、みんなが顔を見合わせて、笑顔になった。
もうこれは、世界レベルの演奏が出来ると全員が思った瞬間だった。

...すみません、何だかすっかり、ライブレポート状態になって来て、
本番に入る前に、こんなに長くなってしまいました。
しかし、このまま書かせて下さい。全てを書き留めておきたいのです。

でもあまりに長いし、明日は天下のStraits Times紙の取材と撮影が入っているので、
今日はここで一度止めますね。また続きは後日...。