profile live schedule photos discography blog shop movies contact
february, 2006
february 24


「世界らん展日本大賞2006」

東京ドームで行われている、世界らん展に行って来ました。
毎年、この時期に行われる事が多く、私は2月初旬にその年の最初のライブを
行う事が多いので、がんばった自分へのご褒美のような気持ちで行って来ます。
大好きなイベントです。

毎日、朝10:00〜夕方18:30まで開催されていますが、
私はいつも15:30頃に行く事にしています。
イブニング・チケットというのがあって、2,000円のチケットが1,500円に
なってお得な事もあるし、終演間際に「光のオーキッド・ファンタジー」と称して、
会場全体の照明を薄暗くして、幻想的な演出が施されるからです。
「夜桜」ならぬ、「夜蘭」です。

世界各国からの何百という出展作品や、蘭をモチーフにした各種工芸・美術作品、
蘭の香りを楽しめるコーナー等、蘭の様々な魅力を余す所なく楽しめます。
私は、休憩したり、お茶をしたりしながら、ゆっくり時間を掛けて蘭を楽しみます。
以前は誰かと一緒に行ったりしましたが、私があんまりじっくり見入ってしまって、
迷惑をかけちゃうので、最近では一人で行く事にしています。
今年も様々な大作が展示されています。
「夜蘭」という話に触れましたが、インフォメーション近くにある、
今年の「オーキッドロード」は、蘭を「枝垂れ桜」風に飾りつけした
作品が展示されています。「洋蘭」で飾り付けられた「和」の世界は、
まさに"east meets west"という趣で、本当に見事です。
しばらくの間、ぼーっと見てしまいました。

残念ながら、シンガポールからは出展されていませんが、
フィリピンやマレーシア、台湾やベトナムからは、毎年出展作品があります。
これらの国の作品は、不思議なもので、遠くからでもわかります。
アジアの香りを嗅ぎつけてしまうのでしょうか...。

たっぷりと展示見学をした後は、残りの時間でショッピングを楽しみます。
毎年、楽しみにしているのが、資生堂さんが、世界らん展限定で発売している
蘭の香りのグッズです。
今年は、南米の山々で咲き誇る蘭「アマリエ」の香りがモチーフ。
昨年は「ナゴラン」、一昨年は、「カトレア」でした。
いつも必ず購入するのが、「油とり紙」
大判で使いやすく、香りを楽しめるので、気に入ってます。
一筆箋も必ず買います。
大切な人に贈り物をする際に、蘭の一筆箋に言葉をしたためて添えます。
香水は使わないともったいないし、決まって使っているものがあるので、
あまり買いません。過去には、2002年か2003年の「スターチルドレン」の
香水のみ購入した経験があります。

もう一つ必ず購入するものが、生の蘭を樹脂加工して作られた、アクセサリーです。
昨年の「シンガポール・フェスティバル」で、蘭のピアスを付けて出演した所、
たくさんの方にお問合せを頂きましたが、あれは実はこのらん展で買ったものです。
ブローチや髪飾り等は生花を付けられますが、ピアスだけは難しいので購入します。
シンガポールにも生の蘭を金メッキしたアクセサリーがありますが、
こちらはただ樹脂加工しただけなので、お花の色がそのまま出ます。
生花なので、やはり色の薄い物は2,3年で色が落ちちゃうそうですが...。

他に、蘭のお饅頭やパイやクッキーといった食べ物も売っていますが、
普通のお饅頭に、蘭のお花の刻印がされているだけです。
唯一、蘭が入っているのは、蘭のゼリーだけです。
最初、蘭のゼリーってランジェリー?なんて親父ギャグを言ったりしてましたが(笑)
ちょっと変わった味がして、美味しいですヨ。

もちろん蘭そのものも売っています。
株や苗や鉢で売っているものもありますが、私はものぐさなので切り花を買います。
切り花でもちゃんと水切りして根腐れしないようにすれば、1ヶ月はもちます。
切り花であれば、シンガポール産のものも売られているで、それを買って行きます。
今、家の中が蘭のお花だらけで、とても幸せです。

小さい時から、蘭の花に囲まれて育った私にとって、蘭はやはり特別な存在です。
大切な人にプレゼントするお花は必ず蘭です。好きな色も紫色だしね。
余談ですが、CDのジャケットで、私が髪に挿している蘭は、「バンダ」という
品種で、シンガポール大使館御用達の、某花屋さんで購入したものです。
一本、3千円もしたんですよ!! 撮影用にもう1本予備を購入したので6千円
かかりました。ただ髪に一輪挿すだけで、6千円!! 何という贅沢!!
シンガポールの国花、「バンダ・ミス・ジョアキム」にちなんで、
どうしても品質のよいバンダが欲しかったので、こだわりました...。
CDのジャケットに載っている蘭や、このサイトの各ページの帯に載っている蘭も、
全て自分で選んだものです。

シンガポールの植物園の中に、世界最大の国立蘭園があります。
その中に、VIPオーキッド・ガーデンという所があって、
世界中の著名人をイメージして開発された蘭のお花が展示されています。
ここにいつか自分の名前が付いた蘭のお花が並んだら...と、密かに夢見ています。
蘭のお花に囲まれてのライブも、悪くないですしネ!!

世界らん展は、2月26日まで行われています。(最終日は18:00まで)
お時間のある方は、ぜひ行って、ご自分の好きな蘭を見つけてみて下さい!!

february 10


「2月15日のライブについて」

先日、今回のゲストであるアコーディオニストの桑山哲也さんを交えて、
メンバー全員でのリハーサルを行いました。
毎回、ライブの選曲は全て自分自身で行っています。
私のオリジナルから既存の曲まで、どんなジャンルの曲でも、どんな編成でも、
演奏出来るメンバーです。それ故、候補曲は無限の数あります。
頼りになるのは、その都度の自分の「イメージ」です。
「イメージ」というぼんやりとしたものを固める為に、その手掛かりとなる
ものを探します。それは、季節や、その時の自分の心情、楽器編成、
ゲストミュージシャンのカラー等様々です。
冬に温かな曲を歌いたくなる歌手もいるでしょうし、
冬だからとことん暗い曲を歌いたくなる人もいるでしょう。
自分の価値観で、選曲をします。

今回のライブに備え、桑山さんがリリースされている全アルバムはもちろんの事、
アコーディオンが参加しているヴォーカルCDを大量に聴き倒しました。
自分なりにアコーディオンの音色や演奏法を生かした楽曲を選曲し、
基本の譜面を作って、リハーサルに臨みました。

リハーサルでまず感激したのは、桑山さんの仕事への姿勢でした。
誰よりも早くスタジオに現れ、前もってお送りしていた音源と譜面をきちんと
読み込んで下さっていました。かなりぎりぎりまで選曲に悩んでいたので、
資料をお送りしたのが遅かったのですが、その全てに目を通して下さり、
注意書き等も書き込んであり、私の曲の感想を言って下さるほど、
きちんと曲を解釈されていました。
ここまでやって下さっていると、後はどう演奏するかという事だけを決めればよいので、
今回のリハーサルは早く終わるなあと、始める時点で思いました。

リハーサルは予想していた通り短時間で終わり、桑山さんの演奏は、
思い描いていた通りの、いや、期待以上のものでした。
彼の演奏は、メンバー全員の士気を上げ、様々な意見やアイディアが飛び交い、
「音楽」の持つ可能性というものを再認識しました。

ここの所、二胡やサックス等、ゲストミュージシャンを招いてのライブが多いですが、
楽器を変える事によって、同じ曲の印象を単純に変えようとしている訳ではありません。
楽器が変われば、音色だけではなく、演奏法も違うわけですから、
また別の解釈となります。
少なくとも、アコーディオンが入った意味のある曲の仕上がりに
なっていなくてはならない、それを心掛けたアレンジとなりました。
ゲストと言うと、2セット目からの参加とか、3〜4曲だけの参加という事が、
一般的に多いですが、私は桑山さんにその魅力を十分に演奏で語って頂きたいので、
今回は当日演奏するほとんどの曲に参加して頂く予定です。

桑山さん参加曲のリハーサルが終わると、
今度はいつものメンバーで演奏する曲のリハーサルを行いました。
今回、ほとんどが新曲です。難曲もあります。
新曲に取り組む時は、結構大変な作業になります。
オリジナルもそうですが、既存の曲もどのように表現しようか、
私の場合、土台の譜面を作るのにかなりの時間を費やします。
世の中に広く知られている曲ほど、単純なコード進行で演りたくないと思ってしまう為、
広い海岸で小さな貝殻を一つ一つ拾っていくようにコードを探します。
もちろんリハーサルでみんなに相談しながら演奏法を決めて行くのですが、
たたき台となる譜面を作って行かなければ、お話合いになりません。
私はプロのアレンジャーではないので、この土台の譜面作りが結構苦しい作業です。
でも、苦しかろうと何だろうと「自分の譜面」を作る事が重要だと思っています。
たまに「なんじゃーこれ!!」と笑われる事もあるし、演奏法ががらりと変わって
「はい、全部書き直し!!」なんて事もあります。
マイナーコードに走りがちな私に「せっかくきれいな白い砂浜が広がっている所に、
何で失恋の女を立たせたいのさー」とか「何だ、この小学生が一生懸命ブルーノートを
使ってみましたみたいなのは!!」とかも言われます。
結構ひどいでしょ?(笑) メンバーに叩かれる事に段々慣れてきたので、
最近は、「上手いこと言うなー」なんて、逆に感心したりもしています。
(いや、している場合じゃないんだけど)
とにかく笑われる事を怖がっていたら、譜面なんて作れません。
いつも自分をさらけ出す覚悟で、リハーサルに臨みます。

今回はこの譜面作りが、実はかなり難航しました。
前日まで悩んで、徹夜して、何とか形にして、リハーサルに持っていきました。
「ここまでやったけど、今回はきつかった。だから助けて欲しい。」
と正直に話しました。みんなで腕組みして、前後の曲や私のイメージを
大切にしながら、演奏法を一緒に考えてくれました。
いつも色々な意見を出してくれるメンバーですが、今回本当に苦しかったので、
一生懸命考えてくれるみんなの横顔を拝みたくなるほど、ありがたく思いました。
一人じゃないんだなーって...。

当日演奏する楽曲が全て決まり、後は、それを自分の体に浸透させる作業に務めます。
肝心の音楽が決まると、今度はもう一つ大事な作業があります。
それは衣装決めです。
テーマに即した衣装をその都度選びます。
最近は、皆さんお馴染みのROUROUさんに衣装をご提供して頂く事が多いです。
今回もお世話になります。
ROUROUさんに衣装を借りる場合、時間が無い場合は送って頂く事もありますが、
私はなるべくお店に取りに伺う事にしています。
「今回の衣装はこれで」と私の方で決めてしまう場合もありますが、
テーマを話して、何着もの衣装を試着させて頂いて決める場合もあるし、
何よりお店に伺って、ROUROUのスタッフとお話をしていると、
とても元気になるからです。
デザイナーのマキちゃんは、忙しい中辛抱強く衣装決めに付き合ってくれ、
色々なアドバイスをくれます。私の好みを十二分に理解してくれているので、
本当に心強いです。
実は一昨日、取りに伺いました。
横浜・中華街は、只今「春節ライトアップ」の真っ最中。
赤いイルミネーションが、シンガポール育ちの私のやる気を更に増長させます(笑)
ROUROUでは「今年は蠍座が最高の年らしい。でも金星のマイナスはまだ大殺界
なのよねー。ただ占いに頼るのもいいけどさー、やっぱり真面目に努力している事が、
一番強いのよねー!!」なんて女の子話で盛り上がりました(^_^;)

ROUROUさんは既に今年の年間計画を決めておられます。
大変なスケジュールです。
常に前を向いている姿勢には、本当に頭が下がります。
実は私自身もざっくりと今年の12月まで何をするかは、決めています。
これも全て実現させようと思ったら、大変な内容です。
でも、毎年そうなのです。
昨年も、津波募金のライブから始まって、年頭に立てたスケジュールを全て消化し、
追加で頂いたお仕事も結構あったので、結果的には目標以上のライブイベントを
こなす事が出来ました。
もちろんたくさんの方々のご協力があったからこそ出来た事です。
いつもハラハラドキドキ、何度眠れない日々を過ごしても、
実現出来た時の喜びには代えられません。
終えた後には、必ず何かを得た自分に会う事が出来ます。
だから今年も覚悟を決めて、がんばろうと思います。

2月15日のマンダラ・ライブは、2006年の第一歩となる大切なライブです。
来て下さった方に楽しんで頂けるように、最後の追い込みがんばりたいと思います。
素敵な一夜になりますように...。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております!!